3年前に買ったアマゾンのストリーミングデバイス「Fire TV Stick」ですが、最近調子が悪いと思っていたら、ついにネットワークに繋がらなくなってしまいました。
色々調べた結果、5GHzの使用チャンネルの問題と判明しました。今回はその辺の経緯について書こうと思います。
Fire TV Stick(第2世代)がネットワークに繋がらなくなった
それまで繋がっていた「Fire TV Stick」が、突然ネットワークを認識しなくなってしまいました。
モバイルWi-FiルーターのSSIDに繋げてみると使えるので、本体の障害ではなさそうです。
ネットワーク設定を見ると、自宅のWi-FiルーターのSSIDの下に「範囲外」の文字がありました。
なんだこれは?他の機器からは同じSSIDに問題なく繋がっているので首をひねりました。
5GHzの使用チャンネルの問題と判明
我が家の「Fire TV Stick」は3年前に購入した、いわゆる「第2世代」のものです。そこでネットで古い「Fire TV Stick」の技術仕様を調べてみました。
うかつにもほとんど気にしていませんでしたが、「Wi-Fi」のところに、「5GHz帯はW52の36, 40, 44, 48の4チャンネルのみ対応」とありました。最新の「Fire TV Stick 4K Max」の「Wi-Fi」のところにその制限は書かれていません。
自宅Wi-Fiには5GHzで繋いでいたので、どうやらこの辺がキーのようです。
Wi-Fiルーター(NTTのホームゲートウェイ)の設定を調べてみると、5GHzの使用チャンネル範囲がW52, W53, W56で自動設定になっていました。
そこで5GHzの使用チャンネル範囲をW52だけに設定してみると、無事繋がりました!
考察
それまで設定は何もいじっていませんでしたが、使用チャンネルが自動設定になっているので、環境変化により使用チャンネルが変化することは考えられます。
最近は自宅でも近隣からのWi-Fi電波を多数検知するので、何かのタイミングで使用チャンネルが切り替わってしまったのかも知れません。
その結果、W52のチャンネルのみ対応の「Fire TV Stick」だけが繋がらなくなってしまったものと思われます。
まとめ
以上、「Fire TV Stick」(第2世代)が突然ネットワークに繋がらなくなったが、Wi-Fiルーターの使用チャンネル設定を見直すことで、ネットワークに繋がるようになった、という話でした。