グラフィックボードを導入してPCでの動画編集が現実的になったので、以前ビデオカメラで撮ったビデオの編集をやってみました。
筆者の持っているビデオカメラは、新しいものでも10年くらい前のSONYのHDR-XR500VというHandycamで、フルHDの1920x1080/60iのAVCHD動画が撮れ、120GBハードディスクが内蔵されているモデルです。
携帯性が悪いので、今となってはイベントなどで三脚立てて撮る時くらいしか使わなくなりました。また筆者のPCではAVCHDのデータは重くて扱えなかったので、撮ったビデオはDVDに焼いたりする程度で、ほぼ無管理状態になっています。
当時は高画質への意識が薄かったので、解像度も1440x1080/60iのHQというモードで撮っていました。これでも地デジと同じなので、テレビで見る限りは十分キレイでした。
今回、ほったらかし状態だった過去のAVCHD動画をPCで見てみたところ、再生には全く問題なくきれいに見ることができました。
そこでこのAVCHDデータをDaVinci Resolveで読み込んでみたのですが、残念ながらインターレースが解除できず、しましまノイズの目立つ酷い動画になってしまいました。
DaVinci Resolveというソフト自体はインターレースに対応しているのですが、インターレース解除機能は有償のDaVinci Resolve Studioに制限されているのですね。
無償版でインターレース解除を使うと、画面全体にDaVinci Resolve Studioのロゴが表示されてしまい、動作確認はできますが、実用にはなりません。
DaVinci Resolveは無償版でほとんどの機能が使えるので、筆者に有償版は必要ないと思っていたのですが、思わぬところで有償版の必要性を認識しました。
もちろん、インターレースが解除できるソフトはフリーでも色々あるので、一旦変換してから編集すればいいのですが、手間と時間が掛かるため面倒です。
ただ、現状ではインターレースの動画を扱うことはあまりなさそうなので、3万円ちょっとのDaVinci Resolve Studioを購入するほどの理由にはならないかな・・・
ちなみに今回扱ったデータは1440x1080の解像度で16:9のアスペクト比の映像だったので、DaVinci Resolveで扱うときはクリップ属性のピクセルアスペクト比を「Square」から「DVCPRO HD」に変更してやる必要があります。
この設定を見付けるまでにちょっとハマってしまいました。(^_^;